アウガルテン特別セミナーを開催しました

今年創業300周年を迎えるオーストリアの名窯・ウィーン磁器工房 アウガルテン
この度、アウガルテン日本総代理店であるノーブルトレ―ダース株式会社様とコラボレーションした洋食器講座「アウガルテン特別セミナー」を開催いたしました。


(告知で使用したバナーです*)

改めてアウガルテンについてご説明すると

2018年に開窯300年を迎え、ドイツのマイセンに次いでヨーロッパで2番目に古い歴史を持つオーストリアの名窯「アウガルテン」。
現在もその工房では少人数の職人により。マリア・テレジア時代と変わらぬ物造りが続けられています。

ウィーン磁器工房アウガルテン日本公式サイトより)

 

今回のセミナーでは、ウィーン磁器工房・アウガルテン社の日本総代理店代表として米山 明泉様をゲストスピーカーとしてお招きし、

(1)アウガルテンの歴史 (加納亜美子 担当)
(2)アウガルテンの現在 (米山明泉さま担当)
(3)アウガルテン「マリアテレジア」シリーズを使用しての軽食・質疑応答

という構成で、午前の部・午後の部 各3時間ずつ開催しました。

「マリア・テレジア」のポット・シュガー・クリーマーのセット。
こちらのシリーズは、マリア・テレジアの狩猟の館であったアウガルテン宮殿のディナーセットとして贈られたもの。
ウィーン磁器工房における、マリアテレジアの大いなる支援に敬意を表して、この名がつけられました。

お料理教室と洋食器輸入代理店のコラボレーションらしく?、軽食でつくった自家製メニューのレシピ付きのセミナーでした。

前半の私(加納亜美子)が担当した、アウガルテンの歴史のパート。
元・塾講師(歴6年)の腕の見せ所?!
歴史を淡々と話していくだけだと、退屈な授業になってしまうため、参加者の皆様に度々質問を投げかけたり、できる限り歴史を小説を読む感覚で楽しんでいただけるような工夫を凝らしました。


(とある参加者さまのインスタグラム投稿より。勉強後の”めちゃくちゃ良い疲労感”、私は大好きです(o^^o)笑)


(レクチャーで使用したスライドの一部(モザイク修正かけています))

 

後半は、米山さんが担当した、「アウガルテンの現在」。

アウガルテンの商品が作られるまでの過程や、各時代ごとのデザインの変遷、バックスタンプの見方などなど、実際に本物に触れながらのレクチャーでした。


米山さんのレクチャーに、身を乗り出してチェックする参加者の方も。。。^^


皆さんが写真を撮っているものは・・・


こちら。
アウガルテンのフィギュリン(人形)が出来上がるまでのパーツ。

フィギュリンは50以上ものパーツを作り、それを慎重につなげていくことで作られていくそうです。

デュ・パキエ時代、ロココ時代、ネオクラシカル時代、ビーダーマイヤー時代、アールヌーボー・アールデコ時代、という5つの時代とそのときに誕生したシリーズの紹介。

参加者の方からは、「事前に歴史をレクチャーしてもらっていたので、「デュ・パキエ」や「マリアテレジア」という言葉に反応できます(笑)」という嬉しいご感想もいただきました。

19世紀末のアールヌーボー・デコ時代、ウィーン分離派の中心メンバーの一人であったヨーゼフ・ホフマンによってデザインされた、ブラックホワイトのコントラストが美しい「メロン」シリーズは、現在TBS「火曜ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』でも使用されています。


アウガルテンのバックスタンプの見方も詳しく教えていただきました。

お待ちかね?!のティータイム*

 

ワイングラスは、アウガルテンと同じ国・オーストリアを代表する名ブランド・ロブマイヤーのバレリーナ・シャンパン・チューリップA。
(この度、ロブマイヤー日本総代理店 株式会社ロシナンテ様にもご協力いただきました。本当に有難うございました!)

グラスに入っているのは、グリーンアップルベースのカクテル。
マリアテレジアのグリーンに合わせて、グリーン基調のお飲み物にしました。

3種のサンドウィッチは、いつも一期会でアシスタントをお願いしているともちゃんに作っていただきました*
(ともちゃん、いつもありがとうございます*)

*** *** ***

アウガルテンは、ヨーロッパで一番古い歴史を持つドイツの名窯マイセンとも、歴史的に”かなり”深いつながりがあります。
マイセンとアウガルテンの創業当初の時代背景、登場人物を知ることで、当時、磁器開発に関わった人たちの熱い想いを知ることができ、ますます西洋磁器に対する愛着が沸いたという方や、アウガルテンを少しずつ集めていきたい、という声もいただきました。

以前、「学ぶことの楽しさを、大人が知る」というブログ記事を投稿しましたが(その時の記事はこちら)、その記事内で私は、

このセミナーを通して、アウガルテンをオーストリアの歴史や文化・価値観とともに掘り下げていき、アウガルテンのことを全く知らなかった方でも、表面的な良さではなく、「アウガルテンとは何ぞや」という、本質的な部分を知っていただければなぁと思っています。

ということを書いていました。

参加してくださった皆様、いかがでしたでしょうか??

これからも、洋食器の魅力を「歴史の啓蒙」という新しい視点から発信し続けていけたらと思っております。

今回のセミナーに関わってくださったノーブルトレ―ダース株式会社の米山さん、株式会社ロシナンテの天野さん、アシスタントのともちゃん、そして参加してくださった皆様、本当に有難うございました。

なお、こっそり?!次回特別セミナーのお知らせですが、
2018年7月21日(土)に、ロブマイヤー特別セミナーを一期会自宅サロンで開催いたします!
今回のセミナーでもご協力をいただきましたロブマイヤー日本総代理店㈱ロシナンテ様とのコラボレーションです*
詳細は追ってHPでもご案内いたしますので、ぜひ7月21日は予定を開けていただければ幸いです^^

最後に、今回参加してくださった参加者様からのご感想を、一部ご紹介いたします。
アンケートにお答えくださった皆様、有難うございました!

 

 

《最後のおまけ》

とある参加者の方が、アウガルテンのイメージに合わせたネイルを施してお越しくださっていました。

思わずお写真撮らせていただきました(*^^*)

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